2021.07.20
「働く人のDXに対する意識と職場のDXへの取り組み」の実態調査 ~DXに「取り組んでいる」職場10.3%、 課題は「社員・従業員のITスキルの向上」が50.6%~
アスクルはBtoBサービス「ASKUL」に登録している事業所を対象に、「働く人のDXに対する意識と職場のDXへの取り組み」に関する調査を実施しました。近年企業におけるDXが叫ばれる中で、働く人のDXに対する意識と職場のDXへの取り組みの現状および課題を把握するため、ASKUL事業リサーチ専門チームが調査、全国2,693の事業所の回答を得ました。
- 調査方法
- インターネット調査
- 調査対象
- 事業所向け(BtoB)サービス「ASKUL」に登録している 25超の業種
- 調査エリア
- 全国
- 調査期間
- 2021年5月28日(金)~6月7日(月)
- 回収サンプル数
- 2,693
- 設計・実施・分析
- ASKUL事業本部 リサーチ&ビジネスサポート
サマリー
DX(デジタルトランスフォーメーション)の認知度
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「内容を詳細まで知っている」は、約3%の少数に留まり、「内容をある程度まで知っている」まで拡大しても、約16%の認知
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業種、従業員規模によって違いがあり、特に500人以上規模での認知が高い
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職種別では、管理職や専門職、個人事業主の認知が高い
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認知経路は、「インターネット(ニュースサイト)」が最も多く5割
DX(デジタルトランスフォーメーション)の認知度
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DXに「取り組んでいる」職場は10.3%、「検討している段階」まで含めると、3割まで拡大
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業種別では、「IT・情報・通信サービス」が21.3%と最も高く、続いて「教育」が18.5%
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従業員規模別では、「500人以上」が31.5%と最も高く、それ以下の層とは半数以上の大きな開き
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取り組み分野は、「業務の自動化、効率化、生産性向上」で56.0%、続いて「情報管理・情報共有 のデジタル化」で51.4%となり、この2項目が5割を超える
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DXへの取り組みに際し、担当部署や組織、また責任者の設置については2割程度の少数だが、従業員規模が大きくなるにつれて比率は高まる傾向
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DX取り組み時の課題では、「社員・従業員のITスキルの向上」で50.6%と最も高い
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取り組みの必要性では、「情報管理・情報共有のデジタル化」57.4%で最も高く、続いて「データの統合、共通化」55.2%
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